写真展 新宿・昭和５０-６０年代＠新宿歴史博物館 2015年1月25日（日）

昭和30年代
40年代と来て、
本展は昭和の終り～平成。

場内はかなりの人の入り。
例によって、写真を見ながら往時を懐かしむ
年輩の客多し。

会期は～2月22日(日)まで。

ここいらへんになると、写っている風景と
自分の認識は明らかに合致する。

情景が新宿や高田馬場を中心としたものが多いのも
その理由の一つ。

映画を観るにしても、新宿は度々行く街だったし、
いわんや高田馬場においておや。

８０年代に入ってからは、地名は渋谷区であるものの
新宿から歩いて数十分の場所に住んでいたことも当然ある。

昭和天皇の崩御の日から始まり、
時は前後するものの、高層ビルの建設
わけても元々の情景から一つのビルが建ち上がるまでを
複数の写真で追ってみせる素晴らしさ。

後にメルクマークとなる「ＡＬＴＡ」の前後。

今となっては、かなり猥雑だったと思われる
歌舞伎町の風景。

残されている古い時代の情景。

それらが混然となり、眼前に次々に繰り出される。

懐かしさを通り越して、これこそが時代を体現していたのだと、
イマとなっては強く感じる。

この後も、このシリーズは異なるカタチで続けられることを希望。