会期は本日が最終日。
それが為か、朝早めの時間にもかかわらず、
会場内はそこそこの人の入り。
計十三名の出展だが
展示の仕方が一風変わっている。
作品に付されているのは、
タイトルと技法のみで、
作者の名前は一切記されていない。
記帳をすると貰える、図録を参照せよとのことか?
個人的にはあまり、名前を残すのは善しとはしないのだが。
そんな中、目に留まったのは『林銘君』の作品。
運動会の大玉転がしほどの大きさの漆黒の球体が
展示スペースのコーナーにゴロンと置かれている。
これは〔GANTZ〕ですか?
そして、まずもって{日本画}の範疇ですか??
添えられたキャプションと解説の指示通り、
黒色のガシャポン容器を開けて見ると・・・・、
なんと空っぽ!
たぶん、前に開けた人が中身を持ち帰り、
そのあと、補充されていないのか、と。
ちょっと残念だった。