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多摩美術大学大学院日本画研究領域二年生展「遡」@佐藤美術館 2022年5月1日(日)

会期は本日が最終日。


それが為か、朝早めの時間にもかかわらず、

会場内はそこそこの人の入り。



計十三名の出展だが
展示の仕方が一風変わっている。

作品に付されているのは、
タイトルと技法のみで、
作者の名前は一切記されていない。

記帳をすると貰える、図録を参照せよとのことか?
個人的にはあまり、名前を残すのは善しとはしないのだが。


そんな中、目に留まったのは『林銘君』の作品。

運動会の大玉転がしほどの大きさの漆黒の球体が
展示スペースのコーナーにゴロンと置かれている。

これは〔GANTZ〕ですか?

そして、まずもって{日本画}の範疇ですか??

添えられたキャプションと解説の指示通り、

黒色のガシャポン容器を開けて見ると・・・・、

なんと空っぽ!

たぶん、前に開けた人が中身を持ち帰り、
そのあと、補充されていないのか、と。

ちょっと残念だった。