RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

田中千智 展@Bunkamura Gallery 2022年2月11日(金)

「1000のキャンバス」とのサブタイトルが付いている。

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当該アーチストの作品を初めて観たのは
もう十年ほど前の”トーキョーワンダーウォール”だったか。

その後も”VOCA”や”FACE”でも観ているのだが、
今回、掲示されている略歴を見て、
過去の記憶を新たにする。

そして今でも、最初の時と印象は変わらず、
静謐さを感じる画面に思わず目が吸い寄せられてしまう。


並んでいるのは大小合わせて五十点弱。

値段は十数万円から数十万円、
一番の大作は五百万円を超える。

風景よりも人物の方が
同じ大きさでも高めの値付け。

驚くことに、もう半分ほどに
赤丸シールが付されている。

凄い売れ行きだ。


漆黒の中に、コートを纏った、
主に少女がぽつんと佇む基本構成は変わらずも、
深遠なタイトルと背景のバリエーションで
受け取る印象は多様。

じっくりと歩を進めても
観飽きることはない。


会期は~2月16日(水)まで。


来場者向けサービスで、
一人一枚限定で、本展のポスターが持ち帰り用に置かれている。

元々、どれだけの枚数が有ったかは知らぬが、
現時点でもそこそこの枚数が残っており。

移動中に皺にならない運搬手段を持ち合わせていれば、
自分も一枚、持ち帰りたかったのだが・・・・。