本展も、至近に在る「川崎・砂子の里資料館(現在は閉館)」蔵の
作品による展覧会。
作品による展覧会。
大元の作品が横長なのに対し、本展の作品は全てが縦長。
なんとなれば人物を主体に描きたいわけだから、
その方が収まりが良い訳だ。
なんとなれば人物を主体に描きたいわけだから、
その方が収まりが良い訳だ。
『広重』の作品も絵葉書大のものが
各々横に添えられているので、
どのように参照しているのかが一目で理解できる展示方法も良い。
各々横に添えられているので、
どのように参照しているのかが一目で理解できる展示方法も良い。
〔蒲原〕に到っては「牛に乗る女性」
〔鞠子〕では「盃洗を差し出す女性」って
後になればなるほど、その土地との関連性が見えなくなって来る。
〔鞠子〕では「盃洗を差し出す女性」って
後になればなるほど、その土地との関連性が見えなくなって来る。
往時の人には理解できたのか、
それとも単にネタが尽きたんじゃ、と
思えなくもない。
それとも単にネタが尽きたんじゃ、と
思えなくもない。
特に後者は、外の風景の中に、宴会の様子が
ぽ~んと切り出されて描かれ、かなりシュールな情景と化している。
ぽ~んと切り出されて描かれ、かなりシュールな情景と化している。
後半はいったい、どんなコトになるんだろうか、
違う意味で楽しみでもある。
違う意味で楽しみでもある。