封切り九日目。
席数129の【CINE2】の入りは六割ほど。
時節柄か小学生の女子が多い客層に
ちょっとだけ驚く。
ちょっとだけ驚く。
よくある難病ものも、その症例はかなりの変化球。
「発光病」は不治の病で、人のカラダ自体が光を放ち
やがては死に到るという。
やがては死に到るという。
一方で、それを反映した印象的なシーンはあるものの、
エピソード自体への組み込み全く見られず、
設定自体が空振りに終わっているがっかり感。
エピソード自体への組み込み全く見られず、
設定自体が空振りに終わっているがっかり感。
原作ではこれらは上手く処理されているんだろうか。
かなり新奇な病状の創案以外は
ストーリーはセオリー通りの恋愛もの。
ストーリーはセオリー通りの恋愛もの。
取り立てたサプライズは起きず、
ちょっと間違えば
や まなし
お ちなし
い みなし
の、残念な作品に堕してしまったところ。
ちょっと間違えば
や まなし
お ちなし
い みなし
の、残念な作品に堕してしまったところ。
それを救ったもう一つの要素が「やりたいことリスト」の存在。
もっともこれも、余命宣告をされた時にはありがちらしく、
直近観た映画にも当該リストの存在に言及するシーンがあった記憶。
直近観た映画にも当該リストの存在に言及するシーンがあった記憶。
気の重い作品でありながら、笑いが止まらない。
ただこれらのお陰で、鑑賞に堪えうる一本として本作は
なんとか踏み止まった。
なんとか踏み止まった。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
エンディングでさえ、センチメンタルになる必要はさらさらない。
明日への希望が十分に感じられる後味だ。
明日への希望が十分に感じられる後味だ。