確かに、ビジュアルの無い紙だから成り立つテクニックを利用した
読者の気づかなかった(或いは、気付く必要の無かった)コトが
表に出される訳だけど〔イニシエーション・ラブ〕は「本」と言う
体裁自体を逆手に取っているわけで、このレベルの驚きは
そうそう再現できるものでもないだろう。
読者の気づかなかった(或いは、気付く必要の無かった)コトが
表に出される訳だけど〔イニシエーション・ラブ〕は「本」と言う
体裁自体を逆手に取っているわけで、このレベルの驚きは
そうそう再現できるものでもないだろう。
本編が始まってから十分ほどで、
成る程、そう来たかと、今回の仕組みが理解できた。
成る程、そう来たかと、今回の仕組みが理解できた。
う~ん、これは制作者サイドは上手く立ち回ったね。
以降は原作をほぼなぞるように展開する。
しかし、これで、最後にどう収斂させるんだろうと思っていたら・・・・、
は~っつ、こう来たか。先の惹句の前二つは、確かに当てはまる。
は~っつ、こう来たか。先の惹句の前二つは、確かに当てはまる。
ただ、丁寧な振り返りのシーンが用意されているので、
「二度観る」人は過少かも。
商売っ気が無いなぁ、もっと不親切にすれば良いのに
と、老婆心ながら思ったりもする。
「二度観る」人は過少かも。
商売っ気が無いなぁ、もっと不親切にすれば良いのに
と、老婆心ながら思ったりもする。
評価は☆五点満点で
原作を未読の人には☆☆☆☆、
読了の人には☆☆☆。
原作を未読の人には☆☆☆☆、
読了の人には☆☆☆。
エンドロールでは、80年代の文物と
それに纏わるエピソードも流れ、さながらクロニクルの装い。
それに纏わるエピソードも流れ、さながらクロニクルの装い。
複数の要素で、かなり楽しませてもらった。