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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

アングラ時代のポスター@Bunkamura Gallery 2019年3月16日(土)

そうかムカシは「アングラ」っていってたんだな、と
思い出す。

しかしポスター製作者の名前を見れば
横尾忠則』『宇野亜喜良』『粟津潔』等の有名どころがずらりだし
演劇の出演者にしたって
根津甚八』『斎藤晴彦』あたりの名前がするっと並んでいる。


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サブタイトルには
「1960~70年代 反逆の潮流-異空間へ誘う導き手としてのポスター」
とある。

わだかまっていたチカラが一気に噴き出し
色々な実験がなされた時代だったのだと改めて思う。

自分なんかはそれよりもちょっとだけ遅れた世代。

リアルに沿うことができなかったのは返す返すも残念。


基本、即売を兼ねた展示会。
幾つかには赤丸シール。

値段も数万~数十万と随分と幅広い。

古ければ良い、或いは名の通った作家さんが良い
との単純な区分けではないみたい。

値段も人気も、芝居の内容、或いは取り上げられている人物が
強い要素となっているよう。

例えば『高倉健』があしらわれているとか。


丁寧に観て回れば、ポスターそのものの古び方も含めて
時代の空気に浸ることができる。