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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~PartⅡ@Bunkamura Gallery 2018年2月24日(土)

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”PartⅡ”は本日が初日で会期は~3月4日(日)まで。

前回も面白かったし、
既知の作家さんの現況を確認する場でも
未知の作家さんを渉猟する場でもある。


で、今回。

『森洋史』の変容ぶりに驚く。
銀盤×POPみたいなことになっている。
初期のアクリルによる情景画からは随分と遠い処に来ている。


日用雑貨を組み合わせての造形の妙が楽しい
『富田菜摘』の作品は相も変わらずで一安心。

それは〔透明標本〕の『冨田伊織』も同様かな。


しかし一番驚いたのは『木原千春』の作品か。

豪快さと繊細さが奇妙に同衾するタッチは、
表現も抽象と具象の狭間にぽ~んと在る様で、
鑑賞者をどうにも落ち着かない気分にさせる。


即売会をも兼ねているので
プライスも表示されている。

丸シールが付けられている作品は
まだそんなに多くはない。