第17回上野彦馬賞＠東京都写真美術館 2016年11月26日（土）

本日初日。
会期は短く～12月4日（日）までの九日間。

その割には場内の入りはそれほどでもなく、
余裕を持って鑑賞できる。

できるだけ多くの作品を並べることに腐心しているようで、
一点ごとのサイズは大きくはない。

勿論、複数枚組と一枚だけの出展と、
それなりに抑揚は付けられているけれど。

「一般部門」「ファミリー部門」「高校生・中学生部門」
に分かれており、
「一般部門」では世界の問題に加えて、
沖縄／３．１１／熊本などの国内に偏在する事象にスポットをあてた作品が多い印象。

「高校生・中学生部門」にも、そういった思いは浸蝕しており
身近にあるほど、より深く思い至るのは仕方ないだろう。

ではあるもののやはり、青春のヒトコマを切り取った
瑞々しい作品に注視してしまうのは、
自分がおぢさんであることの証左。

中には、情景×タイトル＝一発芸
のような作品もあり、ふふふと、含み笑いをしてしまう。

昨日もそして今日もアンケートへの協力を要請される。
何れも初日だから、だろうか。

昨日は協力できたんだけど
今日断ったのは単純に時間が無かったから。

それにしても、あまり設問文のつくりがヨクナイのは気になった。