アヌップ・シャー写真展「マサイマラ」＠コニカミノルタプラザ 2016年11月6日（日）

同所では二つの展覧会が開催されているが
時間の関係で【ギャラリーＡ】の標題展のみを。

サバンナに住む動物達を撮った写真は数多くあれど
此処での作品は一味違っている。

手が触れられそうなほどの接写と
『小津』の映画を彷彿とさせる極端なローアングル。

一体、どうやってモノしたんだろう。
地面に穴を掘りカメラを抱えて埋まったんだろうか。
でもそれって、キケンじゃね？

ジャッカルやベルベットモンキーがカメラを覗き込み
シマウマの蹄が間近に迫る。

すぐ傍を象の巨大な足が通り、ヌーの大群が砂埃を上げて
脇を疾走する。

凄い迫力。

尚且つそれを大判の写真で見せられるのだから堪らない。

その場の風さえ感じられそうな、素晴らしい体験。

会期は11月24日（木）まで。