期間は明日が最終日。
例年開催されているので
「日本画・彫刻 過去から未来へ」との副題はそのまま、
”公益財団法人芳泉文化財団 文化財保存学日本画・彫刻研究発表展”も今年で六回目。
年々、来場者は増えているようにも感じられる。
成果発表との形式ではあるものの、
日本画や仏像が
「模写」や「模刻」を通して
往時の姿、あるいは現在の姿が眼前に再現される。
とりわけ、秘仏や秘蔵品であれば
そうそう目にする機会もないわけで、
こうした手段で拝見できるのは有難い限り。
先の「@キャノンギャラリーS」での
「高精細複製品で綴る日本の美」とは異なる方向性も、
立体造形は、こうでなければね、と思わせる。