実際には【展示室1、2】を使い
「第五回公益財団法人芳泉文化財団
文化財保存学日本画・彫刻研究発表展
美しさの新機軸
~日本画・彫刻 過去から未来へ~」
と
「公益財団法人芳泉文化財団10周年記念特別展
模写の近代 模写の現代」
の、二つの展覧会が開催されていた。
https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2022/06/housen2022.html
どちらもとっても長いタイトルで、
読んでも発声しても、一息ではとてもムリ。
思わず ほう と、息が漏れてしまう。
加えて会期も6月4日(土) ~12日(日)と極短。
なんとか時間を捻りだし、やって来たわけだが。
平たく言ってしまえば、模刻と模写。
それでも原本が何れも素晴らしいので、
忠実に再現された作品を前にすれば、
自ずと背筋がぴんと伸びてしまう。
美術の教科書に載せられ、或いは切手のデザインに採られたそれらは
へえ、こんなに大作だったんだ!
或いは
えっ、こんなに小さかったの!実物は!!と
二重の感動さえ覚える。
古の美しさに心酔すると共に、
それを正確に再現する技術、いや執念にも驚嘆する。