ファイナリスト五名の作品が展示され、
公開最終審査は6月3日(木)夜とのこと。
何れもスナップのような
身近な素材から救い上げた作品が多い印象。
ただ中には、そこから
社会の矛盾や不合理に一本の糸を通すものもあるのだけど。
例えば『木原千裕』の作品がそれにあたるだろうか。
でも添えられたキャプションを読んで初めて了解されることで。
行きずりの人に声掛けをし、その姿を納めた『佐久間靖浩』の写真も好き。
撮られた場所や年月を確認すると、同じ人と自分も
すれ違っていたかと妄想させる楽しさ。
会期は~6月19日(土)まで。