「Part2」の会期は8月22日(土)~ 9月27日(日)。
出展は『有川滋男、石塚まこ、今村綾、レキシー・ゼン、高石晃、橋本仁、マルティナ・ミレル』の
計七名。
入場時には検温と手指の消毒。
珍しく自分以外にも来場者が居たのでちょっと吃驚。
『有川滋男』の〔石を積む〕。
シリアからベルリンに逃れて来た男が
ホワイトルームの中で黒い石を積む。過去の体験を語りながら。
我々の世代には、同様の行為は「賽の河原」。
「一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため、・・・・」。
でも幾ら積んでも、無慈悲な鬼に蹴散らされてしまう。
『レキシー・ゼン』の作品は作者の知人である『ヒデキ』が多様な側面を見せるポートレイト。
確かに自身の周りを見ても、ある個人は友人であり、仕事仲間でありと
複数の顔を持っている。
『橋本仁』の作品にも、色々と考えさせられる点がある。
台湾と日本の過去からの関係。
ましてや、戦前~戦中に同所に住んでいた人間が身内に居れば尚更で。