今月下旬まで開催されている”日本三大浮世絵コレクション”は日時指定入場制。
しかも会期全ての入場券が既にSoldOut。
加えて時間通りに行っても、入場時に密にならぬよう、間隔が空く迄待たせる徹底ぶり。
翻って無料入場の本展。入り口での検温、手指の消毒はあるものの、
入場自体は至って鷹揚。
もっとも中の状況を見ながら、調整はしているのかもしれない。
【ギャラリーA・B・C】で開催されているのは、
各グループ名が『日焼け派』『tmyc』『東アジア絵画研究会』の三展。
統一タイトルは夫々
”描かれたプール、日焼けあとがついた”
”都市のみる夢”
”東アジア絵画のなかへ―トランスする「日本画」の可能性”
『東アジア絵画研究会』では『宮本京香』の〔縁の理〕。
以前にどこかで観たことがあり、その世界観が印象に残っていた。
勿論、表現もだけど。
ただそれがどこか思い出せないのがねぇ。寄る年波だなぁ。
『tmyc』では『ミズタニタマミ』の〔これは広告です。これは広告ではありません〕。
羽田空港の新ルート開設により騒音が増えるエリアでの説明会の様子を疑似的に再現。
住民からの質問に関係官僚とおぼしき人が答える体裁。
これが論旨を絶妙に外した回答で、じゃあ実際どうなるんだ?との点が全く見えて来ない。
傍目には面白いけど、自分は当事者なんで・・・・。
あ、勿論、騒音を被る側ね。
本来なら笑えないんだけど、カリカチュアライズされた答弁が可笑しくて可笑しくて。
会期は~9月30日(水) まで。