【写真歴史博物館】で~3月31日(火)まで開催。
実際のタイトルは前後に「日本の美を追い求めた」「京のいろとかたち」と
付されている。
並んでいる三十点弱は何れも、京都で撮られたもの。
景色だけにとどまらず、庭の情景や仏像、
はたまた茶を点てる亭主の手のアップまで。
何れも被写体にかなり近づいており
幾つかはキャプションが無いと
そもそも何かすら判らない。
それでも並んでいる全てに
共通の風情が感じられるのはなんとも不思議。
古からの都が持つ空気と、それを上手く捉えた写真家の
見事な融合と言うほかないだろう。