RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

全日本プロレスオールスター展@東急本店 2019年12月28日(土)

【3階イベントサロン】で~1月7日(火)まで開催。

www.tokyu-dept.co.jp

ジャイアント馬場20th メモリアル第3弾”とも書かれている。

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昨年~今年年始に掛けて同内容が開催されていたけど

jyn1.hatenablog.com

 「第3弾」と書かれているからには
何処かで「第2弾」も開催されていたのだろう、でも
寡聞にして知らず。


奥のコーナーでのグッズ販売や懐かしのVTR映像などは変わらずも
今回充実しているのは昔の興行のポスターやリングコスチュームなど。

特に後者はレスラーの実際の大きさを体感できる
なかなかに得難い機会。


自分の訪問時にはたいした入りではなかったけど、
それでも写真にぱしゃぱしゃとおさめる人が大多数で。

初売りの期間は凄い混雑になるのだろうな。

 

 

 

第二弾 日本画解放区@Bunkamura Gallery 2019年12月28日(土)

普段は【Box Gallery】となっているスペースも使い
ゆったりとした展示。

並んでいるのは計七名の作家さんの作品。

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「BSフジ」が後援についているということは
同局の〔ブレイク前夜〕との一種コラボ企画との認識で宜しいか。


基本、プライスが表示された即売会。
幾つかの作品には赤丸シール。

半数ほどは記憶にある名前も
表示されている金額を見れば半歩ほど後ずさる。

いやもうこんな凄いことになってしまってるんですね。

なので、時間を掛けてゆっくりと鑑賞するに留める。

眼福な嬉しい空間。


会期は~1月8日(水)まで。

www.bunkamura.co.jp

ふたりの作家による「wander-めぐる-」展@スパイラルガーデン 2019年12月28日(土)

『本多康司』と『篠崎恵美』 が件の二人の作家。

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前者はたしか以前にピンホールカメラによる作品を観た記憶。

で、今回のお題は〔フィンランド〕。

凍てつくような寒さと乾燥したぴんと張りつめた空気。
なのに捉えられた光彩は不思議と柔らかさを感じさせる。


後者は{フラワーアーティスト}とのことで、
【アトリウム】には不透明なビニールで覆われた四角形の建物が設えられ。

中に入るのは不可だけど、外から見る限りでは中央に大きな樹、
周囲にはラボのような器具も備えられ。

用に向かないため、捨てられてしまう花や木を再生・利用する試みらしく
成果物が販売されていたりもする。


会期は~12月29日(日)まで。

www.spiral.co.jp

入場者は少なく、閑散としているが
却って場の雰囲気には合っているかも。

没後10年 品川工展 組み合わせのフォルム@練馬区立美術館 2019年12月21日(土)

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平面絵画から始まり版画へ、
それも多彩な表現が随分と目にも嬉しい。

やがては立体へとフィールドを広げ、
日常の食器や工具を素材にした造形は
その洒脱なタイトルを併せて思わず笑みがこぼれて来る。

歴年で作風の変遷を辿ると共に、
総点数は少ないながらも、回顧展の趣きを持った展示会として
無理なく成立する。

しかも無料なんだから。


会期は~2月9日(日)まで。

www.neribun.or.jp

ウズベキスタン美術における仏陀の形象@東京藝術大学美術館 陳列館 2019年12月22日(日)

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古代シルクロードの中継地で且つ仏教文化が栄えた都市も
経年による劣化とおそらく、特定宗教による偶像の禁止から
そこに在る多くの美術品も朽ち果てる危機に瀕するということなのだろう。


写真によるものと(最近お得意の)クローン文化財で再現された数点が
所狭しと並んでいる。

特に前者の量は膨大。更に情報量の多い高画質なプリントで
たぶん目の前に置かれるよりもより精細にそれらを目の当たりにする。


【2階】は展示のされ方も凝っている。

フライヤーにもあしらわれている仏陀の像を中央に、
両翼に広がるかの如く相対する写真がシンメトリーに左右に配される。

さながら『若冲』の〔釈迦三尊図〕と〔動植綵絵〕全三十幅の展示に倣ったようなそれに
思わずくすりと笑みをこぼす。


会期は~12月26日(木)まで。

www.geidai.ac.jp

 

シェル美術賞展2019@国立新美術館 2019年12月21日(土)

一般の入場は400円も
招待券を入手(@ggg)。

カウンターに置かれていた最後の一枚で
とってもラッキーだった。

 

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受賞・入賞の計54点と、
”アーティスト・セレクション”の作品が展示。


例年であれば好みの作品が多すぎて
退館時の「オーディエンス賞」の投票に迷うところも
今年は真逆、好きな画があまりに無くてどうにも・・・・。

抽象的な表現が多いことが背景にあるかもだけど
それにしてなぁ。


勿論、見知った名前は幾つかあるにしろ
それらもモチーフを含めやや外れているかも。

結局今回は『三好温人』の〔円相〕に投票。


会期は~12月23日(月)まで。

www.idss.co.jp

 

報道写真展「熱気・五輪・1964」@東京国際フォーラム 2019年12月19日(木)

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シリーズ”定点観測者としての通信社”、今年のお題は
東京オリンピック」と実にカレント。

NHKの大河ドラマ〔いだてん〕でも取り上げられた世界観が
本展でも繰り広げられる。

もっとも主軸こそは「オリンピック」なものの、
並んでいる写真の半数ほどは世相を表すもの。

開会式までは年の初めから三百日近くあったのだから、
その間の、特に建築物の変化はいか程のものだったか。

代表例として、まま取り上げられる
高速が頭上を覆っていない日本橋、とか。


また往時とイマイマの写真を並べて比較する試みも面白くて。

新幹線であたり銀座であったりと六十年近く経てばの変化は
凄まじいものがあるなと感慨。


会期は~12月25日(水)まで。

移動のついでにふらっと立ち寄れる立地が有り難い。

kyodonewsprwire.jp