封切り二日目。
席数345の【シアター6】の入りは七割ほど。
一つには居場所が変わること、
もう一つには本作で描かれるように
身近な誰かが居なくなることか。
もう一つには本作で描かれるように
身近な誰かが居なくなることか。
自身の選択によるケースも、逆に自分は好んでいないのに
周囲の事情で已む無くそうなる時もあるだろう。
周囲の事情で已む無くそうなる時もあるだろう。
本作で描かれるのは、まさに後者の場合。
親の都合で住み慣れた街を離れざるを得なくなった少女と
それに想いを感じた少年の気持ちが一つになった時に
何回かの奇跡が起こり
二人はほんの少しだけ精神的に成長する。
それに想いを感じた少年の気持ちが一つになった時に
何回かの奇跡が起こり
二人はほんの少しだけ精神的に成長する。
予告編からは、ありがちなループ系かとも思ったが、
その内実は少々異なるようだ。
その内実は少々異なるようだ。
繰り返しの回数を重ねる毎の変化は確かにあり
物語りは少しづつ進展はするものの、
その行き付く先は大きく異なるわけではなく、
次第に変化するのは互いの気持ち。
物語りは少しづつ進展はするものの、
その行き付く先は大きく異なるわけではなく、
次第に変化するのは互いの気持ち。
切なさの度合いが徐々に増し、
クライマックスでは、二人の心が
綺麗に一つになる。
クライマックスでは、二人の心が
綺麗に一つになる。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
エンディングについては賛否あるだろうけど、
一見ハッピーエンドに見える、
〔卒業〕の『ベンジャミン』と『エレーン』、或いは
〔小さな恋のメロディ〕の『ダニエル』と『メロディ』は
この後、本当に幸福になれたのだろうか。
一見ハッピーエンドに見える、
〔卒業〕の『ベンジャミン』と『エレーン』、或いは
〔小さな恋のメロディ〕の『ダニエル』と『メロディ』は
この後、本当に幸福になれたのだろうか。
自分にはそうは思えない。
二人の未来は、何れも明るくはない。
結末が付いている様で、実はそうではない。
結末が付いている様で、実はそうではない。
それに比して本作は、二人の中では
きっちりとケリが付いているのだから。
きっちりとケリが付いているのだから。