封切り二週目。
席数113の【SCREEN8】の入りは三割ほど。
上映時間帯のせいか、
(自分を含め)随分とおぢさんの姿か多い気がする。
(自分を含め)随分とおぢさんの姿か多い気がする。

加えて表紙カバーは『大槻香奈』の手になるものなので
気になっている作品ではあったのだが・・・・。
気になっている作品ではあったのだが・・・・。
〔告白〕なんかも同じカテゴリーに分類されることがあるようだけど
観終わった後に残る感想は、まるっきりの真逆。
観終わった後に残る感想は、まるっきりの真逆。
ミッション系のハイソな女子学園で
文学サークルを主催する『白石いつみ(飯豊まりえ)』が
学校の屋上から落下し死亡する。
文学サークルを主催する『白石いつみ(飯豊まりえ)』が
学校の屋上から落下し死亡する。
自殺として処理されたものの、
何時の頃からか文学サークルの他のメンバーによる殺人ではないか
との噂が園内に流れ始める。
何時の頃からか文学サークルの他のメンバーによる殺人ではないか
との噂が園内に流れ始める。
そこで各メンバーが書いた内容は、何れもが
他の一人を容疑者と名指しするもの。
他の一人を容疑者と名指しするもの。
果たして、『いつみ』の死は自殺なのか他殺なのか。
そして他殺であるとすれば、その犯人は誰なのか。
そして他殺であるとすれば、その犯人は誰なのか。
ストーリーはかなり緻密に組み立てられており、
伏線の張り方も上々、予想もしなかった事実も次々に提示され
お約束のどんでん返しもちゃんと用意されている。
伏線の張り方も上々、予想もしなかった事実も次々に提示され
お約束のどんでん返しもちゃんと用意されている。
単調になりがちな小説の朗読の場面も
各人の背景や思いが反映されているので
一様にならず、メリハリが効き退屈しない。
各人の背景や思いが反映されているので
一様にならず、メリハリが効き退屈しない。
少女達は皆が皆、問題を抱え、何人かについては
裏の顔を持つことも容易に想定できはする。
裏の顔を持つことも容易に想定できはする。
それを驚くような形で露呈させるのが
朗読会の役割なのだが、
更にそれを上回るサプライズを用意したことに
本作の要諦がある。
朗読会の役割なのだが、
更にそれを上回るサプライズを用意したことに
本作の要諦がある。
もっとも、その人生で一番瑞々しい三年間を
どう過ごすかが、もう一つの重要な要素でもあるのだが。
どう過ごすかが、もう一つの重要な要素でもあるのだが。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
描写されるような 美 を体現しているとは
とっても言いきれず、その美しさを表現されればされるほど
白けた気分になってしまう。
とっても言いきれず、その美しさを表現されればされるほど
白けた気分になってしまう。
予算の関係か、明らかにミスキャスト。