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Robert Frank: Books and Films, 1947-2016@東京藝術大学美術館 陳列館 2016年11月13日(日)

ちょっと前に確認した時には何も無かったハズなのに、
本日の朝チェックしたら忽然と現れていた展覧会。

何れにしろ、事前の告知は十分でなかったろうに、
会場内は多くの来場者で賑わっている。


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斯く言う自分は『ロバート・フランク』の名前は目にしたことがあるし
作品も幾つかは観ているハズ。

本展では、その展示の仕方が兎に角ユニーク。
過去の写真集の断片、或いはショートフィルムが
一緒くたに、迷路の様に区切られた会場に並んでいる。

または、作品そのものができる過程を目の当たりにできる展示もあり
成る程、面白い。


しかし、一連の写真をつらつらと眺めるにつけ
強く感じたのは1940~60年代の、
西欧諸国、特にアメリカについての時分の知識不足。

登場する人物や、その背景は
なんとなくわかる気もするけど、あまりに断片的。
何故その場所であり、人なのかがとんと理解できない。


勿論、幾葉からの写真からは
抜き差しならない緊張感は伝わっては来るんだけど、
これだけ社会的な作品が多いと
勉強の足りなさは否めない。

反省しなくちゃね。