封切り九日目。
席数89の【シアター9】の入りは五割ほど。
正直、侮ってました、ご免なさい。
映画を観る時は女優さんが重要な選択肢なもので。
正直、男優は、誰でもいいってゆ~か。
正直、男優は、誰でもいいってゆ~か。
以前にも述べたように、プロット自体はありきたり、
亡くなった人間から定期的にメッセージが届く。
亡くなった人間から定期的にメッセージが届く。
なので、その内容、その後の展開に
どう捻りを効かすかがキモなわけ。
どう捻りを効かすかがキモなわけ。
バースデーカードに対して
娘は過剰な反応をします。
娘は過剰な反応をします。
勿論、母親もそれを最初から期待しており、
娘の引っ込み思案をなんとか直そうとか、
あまつさえ、虫のいいコトに自分の積年の想いを果たす手足に使ったりもする。
娘の引っ込み思案をなんとか直そうとか、
あまつさえ、虫のいいコトに自分の積年の想いを果たす手足に使ったりもする。
そんな仕掛けに感心したり反発したりの
反応が面白い訳で、本作の見所の一つ。
反応が面白い訳で、本作の見所の一つ。
それを繰り返しながら次第に成長する。
ある意味、親の目論み通りですが、
死に逝く母はそれを確かめる手段が無い。
ある意味、親の目論み通りですが、
死に逝く母はそれを確かめる手段が無い。
激しい葛藤のハズなのに、それを吹っ切って
カタチにし、我が子に残して行く。
カタチにし、我が子に残して行く。
その思いに観客は、涙してしまうんですが、
何れもがからっと明るいんですね。
何れもがからっと明るいんですね。
わざとらしいお涙ちょうだいでないところが良い。
序盤では、あまりにも子供らしくなかったり
ちょっと怯んだりする科白やシーンが多いと感じても
全てが計算づく。
ちょっと怯んだりする科白やシーンが多いと感じても
全てが計算づく。
何気ないシークエンスにもきちっと回答や
当て嵌まるピースが用意され
練り込まれた脚本にも感心してしまいました。
当て嵌まるピースが用意され
練り込まれた脚本にも感心してしまいました。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
なので、それをあれこれ非難するのは当たらずで、
要は少女が成長するためのメルクマーク、
象徴的な出来事として、軽~く捉えれば良いんじゃないでしょうか。
要は少女が成長するためのメルクマーク、
象徴的な出来事として、軽~く捉えれば良いんじゃないでしょうか。