RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

ジャック=アンリ・ラルティーグ作品展@FUJIFILM SQUARE 2015年11月26日(木)

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幾つかのワードが散りばめられている。


一つは
「世界でもっとも偉大なアマチュア写真家」。
作品を売って生活していなければ、
確かにアマチュアだろう。

それにしても、このヒトの作品は
あまりに印象的で、一度観たら忘れられない。

なので、直近でも其処彼処で観た記憶が蘇る。

写っている人達の衣裳を見ても、
裕福な出自、要は、趣味に終始し、
それを稼ぎの手段にする必要すらなかったことがよくわかる。


次いで「ベル・エポック」。
1900年を中心にして前後十年ほどは
欧州の華やぐ時代であった。

その全盛期の風俗も、きっちりと捉えられている。


あまりにも有名な〔A.C.F.グランプリ・レース〕は、
チキチキマシン猛レース〕の一シーンみたいだし、
〔従妹のビショナード、コルタンベール通り40番地、パリ〕は
林ナツミ』の〔本日の浮遊〕にもさも似たり。


展示されているのは二十五点ほど。