”雲と息つぎ-テンポラリーなリノベーションとしての展覧会 番外編-”と書かれている。
何のことか良く判らん?と思いながら会場に向かえば、
げ!入り口が工事中のようになっている。
近づいてみれば、向かって左手に進めとの指示のよう。
急場つくりの階段を昇れば
そこに受付。
名前(と、所属)を記せば
「どうぞお進み下さい」と。
建物のぐるりを足場が組まれており、
館内へは【正木記念館】の方から、
常であれば閉じられている裏口、ね。
でも、この造りじゃあ、
知らぬ人がするっと入ってきそうな気も・・・・。
さておき会場内に足を踏み入れれば、
展示物らしいものはほぼほぼ無し。
足元には木製の仕切りが部屋のぐるりを囲み、
窓は常とは異なり開け放たれ、
横断するリボンが幾重にも張られている。
首をすくめて通り、
階段近くの小部屋に向かえば、
そこにはパーテーションが横にして積み上げられている。
階段を昇り【2階】へ向かう。
そこも似たような造りも、
入り口付近には小部屋が設えられ、
中にはやり工事中宜しく足場が組まれており、
片方から階段を昇り、
もう片方から降りられる構造。
床等に置かれた文物には、
それぞれいわくがあるよう。
全て観終われば、出口は正面の裏手。
やや見えにくい構造。
会場それ自体をリノベーション中に見せつつ、
冒険心をかき立ててくれる、ちょっとした不思議な空間。
会期は~12月3日(日)まで。