「トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2023 成果発表展」。
会期は
第1期:7月1日(土) ~8月6日(日)
第2期:8月19日(土) ~9月24日(日)
第1期は六名(組)の出展。
『Zakkubalan(アルバート・トーレン&空 音央)』の作品は
今年が「関東大震災」から百年とのことで
経過した日数と同じ数の一円玉を使い、
往時に被害の大きかった城東エリアの
イマイマのジオラマを造る試み。
「スカイツリー」や何基の橋も再現されている。
とは言え、地震の多い我が国では、
どんな構造物も今回の展示のように危うさの上に成り立っているように思えるが。
『トレイシー・スネリング』の作品は
ラブホテルとホストクラブをミニチュアと写真で再現。
そこで働く、或いは利用する人の映像も流し
彼等・彼女等の生態を提示すると共に
「愛」についても考えさせる内容。
疑似的な或いは最初はフェイクだったものが
行為により実態を伴うものに変わることはあるのか。