タイトルから展示品は北海道を題に取ったものと見当は付くも、
プロフィールを確認するとご本人も同地に居住されているよう。
山の自然を極端な接写と遠景を併用しながら展開しているのだが
観ている内にどちらがどちらか次第に混乱して来る。
遠いは近いし、近いは遠い、的な。
そして本来なら荒々しい荒涼とした景色も、
軟らかさを帯びて見えるようになる不思議。
館内は薄暗い空間。そして写真は後ろからの光源でぼうと光り、
BGMには梟の鳴き声などの自然の音が流れる。
それも一助となっているかもしれない。
会期は~10月31日(土)まで。