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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

没後50年 河井寬次郎展@パナソニック 汐留ミュージアム 2018年8月25日(土)

一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。
と、ゆ~か、そうでなければたぶん訪問しなかったであろう展覧会。

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「過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今」との副題が冠され、
主演の焼物は当然のこととして、書、彫像、デザインと
多彩な作品が並ぶことに先ずは驚く。


そして、メインの焼物の作風の広範なことと言ったら・・・・。

民芸調のもの、三彩を思わせるもの、李朝の磁器を思わせるもの、
古代ギリシャを思わせるものまで、ある意味
節操が無さそうにも見えるが、ご本人的には時代時代に理由があるものだったろう。

鑑賞する側も、似た作風を見せられるより
変化に富んだこちらの方が目を楽しませて呉れるかも。


展示の最終章を飾る数多の写真もまた楽しい。

柳宗悦』『棟方志功』『濱田庄司』『富本憲吉』そして
バーナード・リーチ』等の交流が、作品の礎になったことが
如実に理解できる。