封切り八日目。
席数88の【SCREEN8】の入りは満員。
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観ている最中、はて原作は
小説なのかコミックなのかと疑問を持ってしまった。
小説なのかコミックなのかと疑問を持ってしまった。
調べた結果、小説だったわけだけど、
それほどこの作品は映像のチカラが充満している。
それほどこの作品は映像のチカラが充満している。
些細なシーンでも、
ほんの少し動作が違っているだけで
後々まるっきり異なる意味合いを与えたりと
たぶんに映画的な表現が素晴らしい。
ほんの少し動作が違っているだけで
後々まるっきり異なる意味合いを与えたりと
たぶんに映画的な表現が素晴らしい。
コミックから発展させるのであれば
元々の描写を転用するだけで十分に印象に残せるだろう。
元々の描写を転用するだけで十分に印象に残せるだろう。
その中でもタイトルにある通り
食に纏わるシーンが数多く、
当然の様に食べ方の所作も重要な訳だが、
相当の訓練をしたのだろうか
主演の二人、共に美しく演じている。
食に纏わるシーンが数多く、
当然の様に食べ方の所作も重要な訳だが、
相当の訓練をしたのだろうか
主演の二人、共に美しく演じている。
そしてもう一つ、会話の妙も本作のキモで
特に『小春』の、一見衝動的とも思える科白に
意表を突かれる『亮太』の反応同様、観客の側も
一瞬置いてけ堀を喰らった様に
ぽかんとした後に笑いが込み上げて来る。
特に『小春』の、一見衝動的とも思える科白に
意表を突かれる『亮太』の反応同様、観客の側も
一瞬置いてけ堀を喰らった様に
ぽかんとした後に笑いが込み上げて来る。
唐突に始まった様に見えた交際にも
実は伏線があり、やはり突然にも見える別れと
その後のかかわりにも、それなりの理由や背景がきちんとある。
実は伏線があり、やはり突然にも見える別れと
その後のかかわりにも、それなりの理由や背景がきちんとある。
それらが全体を貫く切ないティストになって
観ている側のココロを震わせる。
観ている側のココロを震わせる。
特に終盤、主人公があるモノを抱えて疾走するシークエンスは
その原因になった、或いはそのことを決意させた場面も含め秀逸で
笑いと涙で顔がくしゃくしゃになってしまうこと請け合い。
その原因になった、或いはそのことを決意させた場面も含め秀逸で
笑いと涙で顔がくしゃくしゃになってしまうこと請け合い。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
モデル出身らしいけど、今後楽しみな女優さんになると思う。