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初代広重「東海道五拾三次之内 保永堂版全揃」と川崎の生んだ浜田庄司 展@川崎・砂子の里資料館 2016年1月23日(土)

ちょっと時間が余ったので、なにか良い催しはないかいな、と検索。

ものの見事にヒットした標題展。

会期は今月いっぱいなので、今日行かないと次の機会もないし。


東海道五拾三次〕は回数も多く観ているけど
1833年の「保永堂版」で全てを揃えたのを観たのは初めてかもしれない。

加えて幾つかの作品には、同年、および二年後の
「後摺」も並べられている。

何故、そんなことをしたのかはわからないけれど、
色彩が違っているのは勿論、
人物の追加や削除、文物の変更などが行われ、
上下に見比べることで、それが明晰に判る展示。

特に〔日本橋〕のそれは激しくて、
「後摺」の方が賑やかさが際立っている。

でも、歌にあるように
「お江戸日本橋七つ立ち」だとしたら、現在で言えば四時頃か。
「初摺」の方が実際の雰囲気をより体現しているきもするが・・・・。