封切り三日目。
席数107の【CINE 1】の入りは満員の盛況。

鑑賞中から、ああ、またこれは『GAGA』にやられちまったな、と
いう感触がふつふつと湧いてくる。
いう感触がふつふつと湧いてくる。
要は何て事の無い凡作に邦題と予告編と言う衣裳を巧く纏わせ
恰も傑作であるかのように喧伝し観客を動員する。
恰も傑作であるかのように喧伝し観客を動員する。
あまり好きな表現ではないけれど、
だって何をしたいのか、さっぱり判らないんだもん。
だって何をしたいのか、さっぱり判らないんだもん。
実際の出来事をベースにしており、
この事件は確かに記憶にある。
この事件は確かに記憶にある。
しかし程無くして犯人は捕まり、
遺体はヒトではなくモノだとし情状が酌量され、
軽微な罪で済んだような・・・・(間違っているかもしれない)。
遺体はヒトではなくモノだとし情状が酌量され、
軽微な罪で済んだような・・・・(間違っているかもしれない)。
本作での犯人達は、甚だしく無能に描かれているが
実際そうだったのだろう、事件を起こしてから逮捕までの経緯を見れば。
実際そうだったのだろう、事件を起こしてから逮捕までの経緯を見れば。
また主犯の二人が何れも移民で貧しく暮らしていたと言うのも象徴的。
で、なければ原題の〔La Rançon de la Gloire〕も生きて来ないだろうし。
で、なければ原題の〔La Rançon de la Gloire〕も生きて来ないだろうし。
しかしそれらは、唐突感や取って付けた感はあれども
懐かしさは感じない。
懐かしさは感じない。
墓を掘り起こす一連のシークエンスさえ、もっと面白く出来ただろうに
くすりとも笑えない、とゆ~か、全編を通して
笑い処が見当たらない。
くすりとも笑えない、とゆ~か、全編を通して
笑い処が見当たらない。
評価は、☆五点満点で☆☆★。