RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

第14回写真「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2016年5月28日(土)

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六名のファイナリストの作品が展示中。

人物をフィチャーした主題が多く、
これは自分の嗜好とも合致している。


グランプリは『佐藤麻優子』の〔ただただ〕で
これには激しく同意。

どこにも居場所の無い
毎日の暮らしに疑念を持ちつつ、それでも生きて行かねばいけない
拠所無い自分が表現され秀逸。


『馬込将充』の〔月で会いましょう〕も良かった。

やるせない日々に鬱々としながらも生きて行く。

世界の終りと安寧な生活は、実は紙一重かもしれないのに
そのことに無関心なふりをして毎日を送っている。


『林大鉉』の〔写真あるいは困難な存在のために〕にも
ジンと来た。

アラーキー』の「私写真」に意図的にキャプションを付けたような。
しかし、その言葉はモノローグに近い。