封切り八日目。
席数200の【SCREEN4】の入りは七割ほど。
で、その殆どが女性で且つ
制服を着た女子中高生の姿が目立つ目立つ。
制服を着た女子中高生の姿が目立つ目立つ。
主演のジャニーズ系男優目当てと思われるが、
お~いキミ達、学校はどうしたの?と
おぢさんは思わず思ってしまったし、
多分、彼女等の事前期待を相当に裏切る内容の怪作になっている、と
しみじみ思う。
お~いキミ達、学校はどうしたの?と
おぢさんは思わず思ってしまったし、
多分、彼女等の事前期待を相当に裏切る内容の怪作になっている、と
しみじみ思う。

それにしても、トンデモナイ作品だ。
何をどう書いてもネタバレになってしまう。
何をどう書いてもネタバレになってしまう。
予告編は一度だけ見たけど、
その意味では良く出来ていた。
一方で、何をしたい映画なのかは、
さっぱり伝わっちゃぁいなかったが。
その意味では良く出来ていた。
一方で、何をしたい映画なのかは、
さっぱり伝わっちゃぁいなかったが。
チラシでさえ、観終わってから見返すと
これってまずいんじゃね、という情報が盛り込まれている。
制作サイドは、かなり気を使ったんだろうけど。
これってまずいんじゃね、という情報が盛り込まれている。
制作サイドは、かなり気を使ったんだろうけど。
プロット自体は新しくはない。
過去にも度々使われた手だ。
過去にも度々使われた手だ。
しかし、一つだけ、新しい仕掛けが盛り込まれ、
それが本作を
今までの作品とは異なる重層的な造りに変容させている。
それが本作を
今までの作品とは異なる重層的な造りに変容させている。
それにしても、あまりにも映像化するにピッタリの原作。
作者はそれを最初から意識したか、或いは
これを文章だけで表現したのか。
これを文章だけで表現したのか。
だとしたら、とんでもない筆力。
宣伝の惹句にあるように、中途の六十分過ぎまでは
頗るテンポが良い。
頗るテンポが良い。
一方、それを過ぎると、やや中だるみしてしまうのは残念。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
肝心の男優だが、やはり演技の点では未だし。
ある変化が訪れる前と後で、殆ど一本調子なのは厳しい。
ある変化が訪れる前と後で、殆ど一本調子なのは厳しい。
え~、こんなコトまでしちゃうんだと、
おぢさんには、やや刺激の強いどきどきの驚き。
おぢさんには、やや刺激の強いどきどきの驚き。
そして、物語の鍵となる、ある男優。
出演シーンは少ないが、その印象は鮮烈。
出演シーンは少ないが、その印象は鮮烈。
清新なデビュー作の後はかなり迷走していたけど、
本作では、その原点のチカラ強さを再び取り戻している。
本作では、その原点のチカラ強さを再び取り戻している。
今後は一皮むけるかも。