”Emerging”も随分と小振りになって来た印象。
以前は期も三つほどはあり、結果
取り上げられるアーティストもより多かった。
取り上げられるアーティストもより多かった。
今年度は各三名×二期。
来場者がぱらぱらと少ないのは毎度のこと。
ましてや今日の昼時の最高気温は35℃だからねぇ。
【一階】の『谷崎桃子』による〔lonely girl〕は
一枚あたりの情報量が随分と厚い。
一枚あたりの情報量が随分と厚い。
中心のに据えられた女性の様相、
サングラスに映る情景、
背景に貼られたポスター或いはテレビ画面の映像。
サングラスに映る情景、
背景に貼られたポスター或いはテレビ画面の映像。
それらを総合しながら勝手に妄想を膨らませる。
見落としていた要素が目に入ると
解釈がまた違ってくる。
解釈がまた違ってくる。
【三階】に展示の『小田原のどか』、〔近代を彫刻/超克する〕は
この時期らしい作品。
この時期らしい作品。
戦意高揚にも利用される彫像は一方で時節が変われば
平和の象徴ともなる。
平和の象徴ともなる。
ともすれば、素材をリサイクルしながらも
表現が変わることで持つ意味あいも違ってくる。
表現が変わることで持つ意味あいも違ってくる。
なんとも皮相だよなぁ、と
思わぬでもない。
思わぬでもない。
【二階】に展示されている『砂田百合香』の作品群
〔engram〕は何れも円または球形。
〔engram〕は何れも円または球形。
あるものは大きな音を立て、あるものはぐ~んという
モーターのうなる音程度。
モーターのうなる音程度。
そういった聴覚を頼りに、作品が動いているのを
初めて知ることになる。
初めて知ることになる。
普通は逆なんだけどね。