6月7日の封切りも、最早終映が間近。
席数113の【SCREEN8】の入りは四割ほど。
始まりは王道のボーイ・ミーツ・ガール。
勉強も運動も苦手でイケメンでもないけれど、
その心根の優しさ、万人に対して分け隔てなく気遣いのできる性格で
多くの人から愛される。
その心根の優しさ、万人に対して分け隔てなく気遣いのできる性格で
多くの人から愛される。
もっとも、そんな彼を好きになる側からすれば
自分がどう思われているかが気が気ではないはず。
自分がどう思われているかが気が気ではないはず。
彼と彼女を中心に起こるてんやわんやは微笑ましく時としてじれったく、
そしてじんと来てしまう。
そしてじんと来てしまう。
二人の脇にも良い役者を揃えている。
でも何となくそれっぽく見えてしまうのは
監督の演出の上手さだろうか。
監督の演出の上手さだろうか。
多少の説教臭さと唐突感はありつつ。『町田』クンが触媒になり、
感化された周囲は自身を見つめ直し、良い方向に変わって行くケミストリー。
感化された周囲は自身を見つめ直し、良い方向に変わって行くケミストリー。
宗教者かい!と若干斜めに見つつも、確かにこんな人間が傍に居たら
影響は波紋の様に広がって行くだろうなと思わぬでもない。
影響は波紋の様に広がって行くだろうなと思わぬでもない。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
若干の恨みが残るエンディング。