RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

東京インディペンデント 2019@東京藝術大学美術館 陳列館 2019年4月27日(土)

学内に掲示されているポスターに気になる文言。

「参加資格はアーティストだという自覚を持つものであれば
誰にでもあります。」って、これは
自称アーティストでも可ってコトかな。

或いは俗に言う「アンデパンダン展」くらいのレベルにはあるんだろうか。

不安が胸をどすどすとよぎる。


イメージ 1



受付の段でまたハードルが一つ。

「お荷物を預けて下さい。貴重品はお持ちになって」
とのことで、え!正直面倒くさい。

何故に?と訝りつつも、
でもまぁ折角来たのだからと引換証を貰い入場。

ただスマホやカメラは持ち込み可らしく、中では
写真を撮る人が多数。


入館すればその理由が判る。

おもちゃ箱、いやがらくた箱をひっくり返した様な、
壁面といい床といいまるっきりのカオス状態。

漏れ聞こえるところによると、展示数は軽く千点を超える由。

大きさも巨大なモノから極小なモノまでで、成る程
これじゃあ鞄の中に入れて簡単に持ち出せちゃう。

もっともそうまでしたい作品があるかは
人夫々で、自分的には、そこまでしようと思うモノは見つからず・・・・。

もっともホントにちっちゃいのなら
ポケットに入れても持ち出せそうだけどね。


作品名は無く、作者名も無く、貼られているのは
番号が書かれたテープのみ。

これをインデックスに、検索しろと言うことね。

作品の切れ目も判然とせず、
中にはその場でパフォーマンスする者もおり、
甚だしいのはインスタレーションの日時・場所を記載した紙の掲示だけって、
殆ど呆然としてしまう。

ある意味、ここ数年で、最も記憶に残る展覧会になってしまった。
いや、時として悪夢で見るかも。



いや、勿論ね、目を見張る様な作品も多々あるんです、それは否定しません。