封切り二日目。
席数488の【CINE12】の入りは八割ほど。
少女がより大きな相手を倒す脚本には
やはり相当の無理があると思ってしまう。
やはり相当の無理があると思ってしまう。
同じ技量であれば、カラダの大きな方・体重の多い方が強いのは
自然の理だし。
自然の理だし。
しかし、本作の様なロボット・サイボーグものは
そんな前提を軽く超えてしまう。
そんな前提を軽く超えてしまう。
小が大を制するのは当たり前、
要は内蔵されている機能にこそ
差別化の要素はあるのだから。
要は内蔵されている機能にこそ
差別化の要素はあるのだから。
なのでそういった設定の面ではかなり安心して観ていられる一本とは言える
尤も、(自分の)理性に反して体の方は手に汗握るシーンの連続ではあるのだけれど。
尤も、(自分の)理性に反して体の方は手に汗握るシーンの連続ではあるのだけれど。
元々、人による格闘スポーツであったものを
更にロボットがするようになった他の作品もあった記憶があるけれど
ちょっと思い出せない。
更にロボットがするようになった他の作品もあった記憶があるけれど
ちょっと思い出せない。
が、根底には脚本・製作の『ジェームズ・キャメロ』が得意とするテーマ「愛情」が盛り込まれ、
人と人、人とアンドロイドの心の交わりがパターンを変えつつ描かれる。
人と人、人とアンドロイドの心の交わりがパターンを変えつつ描かれる。
おそらくそれがために、主人公の外見をCGで覆った特異な形にしているのだと思われる。
人のようであって実は人ではない、それを折にふれ認識しながらも
観客は主人公に感情移入し、彼女の不幸に涙し、思いやる周囲の人間の心根にも涙する。
観客は主人公に感情移入し、彼女の不幸に涙し、思いやる周囲の人間の心根にも涙する。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
「おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に・・・・」や
「竹取の翁は・・・・」と同様のそれ。
「竹取の翁は・・・・」と同様のそれ。
なので彼女は、まだ本来の目的を達せてはいない。
どう考えてもこれは、続編の制作が念頭にあるよね、って
思ってしまう。
思ってしまう。