本年6月にたった二館で始まった上映が
8月の現時点では100スクリーンを超える状態。
8月の現時点では100スクリーンを超える状態。
各サイトでのレビューも概ね好意的で
らなば、と劇場に足を向ける。
らなば、と劇場に足を向ける。
席数489と標題館でも最大の【SCREEN12】の入りは満席。
正直、ちょっと驚く。
正直、ちょっと驚く。
ゾンビ映画の撮影中にホンモノのゾンビが現れる。
しかしそれにしてはカマラマンの立ち位置が微妙。
ゾンビに襲われるわけでなし、一部始終を淡々と追っている。
加えて違和感のある場面も幾つか。
ゾンビに襲われるわけでなし、一部始終を淡々と追っている。
加えて違和感のある場面も幾つか。
そのうちに、冒頭のシーンは四十分弱をワンカットで撮り切る
短編映画の企画であることが判る。
短編映画の企画であることが判る。
これが頗る良くできている。
フイルムを使ったひと昔前なら無理だったコトも
デジタル時代のイマイマであれば物理的には可能。
デジタル時代のイマイマであれば物理的には可能。
しかし、段取りを勘案すれば相当に難しいのは自明。
それを難なくこなしているように、傍目には見える。
それを難なくこなしているように、傍目には見える。
が、それから以降が本編の真骨頂。
件の短編に関する幾つかが、笑いと共に語られる。
件の短編に関する幾つかが、笑いと共に語られる。
いや、とゆ~か、そのディテールを記憶していればいるほど
可笑しさの度合いはいや増す。
可笑しさの度合いはいや増す。
基本的には{ワンシチュエーション}もので
ジャンルは{コメディ}に分類されるだろうか。
ジャンルは{コメディ}に分類されるだろうか。
百分弱の短尺にもかかわらず主要な登場人物の性格の描き分けもキチンとできており
極めて秀逸。
極めて秀逸。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
なので本作には「映画に愛をこめて」の惹句が
真に相応しい。
真に相応しい。