封切り四週目。
席数86の【スクリーン3】は満員。
霊が見えてしまう能力を持つヒトが、
地縛霊が現世に残した無念を解決することで成仏させる。
これはよくあるハナシ。
地縛霊が現世に残した無念を解決することで成仏させる。
これはよくあるハナシ。
時として幽霊に惚れ、或いは惚れられる関係性もあったり。
しかしその後も昇天できないとしたら
いったいどんなケースなんだろう?
いったいどんなケースなんだろう?
所謂、事故物件の説明義務とか
安く賃貸するとの噂は時々耳にするけれど
ホントのことなんだろうか?
安く賃貸するとの噂は時々耳にするけれど
ホントのことなんだろうか?
そして本作の様に、事情を知っている人間を一度入居させれば
その後は説明責任もないし、家賃も元に戻せるとは
何となく納得できる気もする。
その後は説明責任もないし、家賃も元に戻せるとは
何となく納得できる気もする。
本作はその二つの要素を上手く組み合わせることで
なかなかの新機軸を生み出している。
なかなかの新機軸を生み出している。
要はプロットはまずまず。
ところが一つ一つのエピソードが練り切れておらず
かなりの消化不良。
かなりの消化不良。
もっと笑わせて、もっとしんみりさせることもできたんじゃ?と
残念に思う場面が多々。
残念に思う場面が多々。
思いっきりコメディに振れつつも、
少女の成長譚をより色濃く出すことが可能だったはずで
惜しいなぁとつくづく残念。
少女の成長譚をより色濃く出すことが可能だったはずで
惜しいなぁとつくづく残念。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
主演の『池田エライザ』もかなり微妙。
根暗にも成り切れず、背負う過去の陰影も表現しきれずで
どうにも中途半端な演技なんだなぁ。
どうにも中途半端な演技なんだなぁ。