本日初日。
席数175の【シアター4】はほぼほぼ満員の盛況。
本作のどこが悪いわけではない。明確な破綻は見つからない。
なのに全体的にキレが悪い。
なのに全体的にキレが悪い。
この原作での映画化自体が正しかったのか、と思えて来る。
最初は幾つかの点であったのが、次第に線として繋がって行く。
謎めいた人物が登場し、夫々の役割を果たす。
作者お得意の親子の情愛や愛憎のエピソードも盛り込まれ
お話としては十分過ぎるほどいっぱいいっぱい。
お話としては十分過ぎるほどいっぱいいっぱい。
なのに、である。
「ラプラスの悪魔」の設定自体に疑義を持ってしまうことも背景にあるのかもしれない。
例を挙げれば、車を道具として使うシーン。
あくまでも物理法則に従うのなら、その重量が極めて重要になるはずだが
複数車種のそれを果たして知っているか、とか。
あくまでも物理法則に従うのなら、その重量が極めて重要になるはずだが
複数車種のそれを果たして知っているか、とか。
或いは人間関係についても、敵対的な姿勢を取っているように見えたのに
突如組するようになった理由は、とか。
突如組するようになった理由は、とか。
それらの背景も含めて二時間弱の尺ではやや説明不足かも。
一方でお話し自体はテンポ良くぽんぽんと進むので
あれあれと思っている間に終盤を迎えてしまう。
あれあれと思っている間に終盤を迎えてしまう。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
まぁ、先に挙げたキレの無さから言えば
『櫻井』くんの役どころが正しくそれで、もっと他のキャスティングだったんじゃ、と
思わせるところが一番の問題かもしれない。
『櫻井』くんの役どころが正しくそれで、もっと他のキャスティングだったんじゃ、と
思わせるところが一番の問題かもしれない。