封切り二週目。
席数107の【CINE1】の入りは四割ほど。

意図せずに常ならざるチカラを手に入れてしまった時に
人はどのように動くのだろうか。
人はどのように動くのだろうか。
本作ではその典型例を二つ提示して見せる。
主人公の二人は年齢的にも両極。
前者は会社や家庭では徹底的にパッシング/バッシングされ、後者は世間には無関心、
一方で家族や親しい友人への愛情は人一倍の共通点はある。
一方で家族や親しい友人への愛情は人一倍の共通点はある。
その二人が、(たぶん)宇宙人絡みの事故に巻き込まれ、
贖罪の意味だろうか、人ならざる存在に改造されてしまったことから
東京は大混乱を来たす。
贖罪の意味だろうか、人ならざる存在に改造されてしまったことから
東京は大混乱を来たす。
その能力を会得する迄の過程も随分と凝っている。
年齢的な順応の差が端的に描かれ面白い。とゆ~か
正直、『壱郎』に近い年齢としてはとっても身につまされる。
正直、『壱郎』に近い年齢としてはとっても身につまされる。
直観的に体得することが難しくなってるんだよね。
なので観ていても微苦笑するしかない。
なので観ていても微苦笑するしかない。
チカラを使う方向性も対極的。
癒しに使おうとするもの
言いようのない鬱憤を晴らそうとするもの。
言いようのない鬱憤を晴らそうとするもの。
家庭環境が恵まれないとの境遇は共通でも
チカラを得た時の使い方の方向性が180°異なる。
チカラを得た時の使い方の方向性が180°異なる。
しかし何れもが愛情に裏打ちされている、との
共通点はあるので、お話はそれほど単純ではない。
共通点はあるので、お話はそれほど単純ではない。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
最初は小さな雪玉くらいの感情であったのが、
次第に大きく膨れ上がり社会にも影響を及ぼすようになる。
次第に大きく膨れ上がり社会にも影響を及ぼすようになる。
判り易いエピソードを盛り込み
老いも若きも男子も女子も
何れの側だけに組みすることが難しい造りにはなっている。
唯一、殺人が絡むエピソードを除けば。
老いも若きも男子も女子も
何れの側だけに組みすることが難しい造りにはなっている。
唯一、殺人が絡むエピソードを除けば。