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バングラデシュ新鋭作家グループ展@佐藤美術館 2018年4月30日(月)

その国の名を初めて知ったのは確か
ジョージ・ハリスン』の楽曲からだったと記憶している。

哀切を帯びたメロディーと
繰り返される『バングラ・デッシュ』の名称。

英語の能力も皆無なわけだから、当然
何を謳っているかも判らない。

長じてそれが「難民救済」のためであったことを知るのだが、
その後もニュースでは耳目にするものの
さほど身近な国ではない。


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で、標題展、
会期は明日が最終日

館内に他の来場者はおらず、なんとも寂しい限り。


展示されている作品の、十二名の作者のプロフィールを読むと
皆が皆「ダッカ大学芸術学部」出身であることが判る。

表現のカタチは様々も、何れもが強いメッセージ性を帯びているように感じられ
ちょっとたじろいでしまう。

もう建国から半世紀近く経っても
なかなか軌道に乗らない彼の国のの情勢が
頭の隅にこびり付いていることで
余計にそのような印象を持ってしまうのかもしれない。