第66回 東京藝術大学卒業・修了作品展＠東京藝術大学/東京都美術館 2018年1月28日(日)

本日初日。加えて日曜日。

混雑は想定できるけれど、
会期は僅か一週間、最終日は次の土曜日ながら
～12：00の入場終了であれば、もう今日行くしかないでしょ。

で、その心配は現実のものに。

場内はどこも凄い混雑。

加えて今年は写真・写メを撮るヒトが更に増殖。
インスタ用ですか？

なので全体を慌ただしく観終えて
一段と印象に残ったのは『倉田明佳』の作品。

もう既にギャラリーが付いているのだろうか
随分と立派なフライヤーが置かれている。

それはさておき、大きな画面に大きく描かれた少女は
ひたとこちらを見据え、しかしその挑発的な表情からは
それ以外の感情は何も読み取れず、
加えて外見も無国籍。

存在感を放ちながらもアノニマスにも見える
なんとも不思議な佇まい。

勿論、それ以外にも
思わず立ち止まってしげしげと魅入った作品は多いんだけれど。

今年もまずまずの充実度合い。