RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

あさひなぐ@TOHOシネマズ川崎 2017年10月1日(日)

封切り十日目。

席数240の【SCREEN7】の入りは七割ほど。

客層は若年~中年の男性が大多数で
自分が日頃行っている女性向けコミックを原作にしたモノとは
真逆のパターン。

多くの女性は男性同伴だけど、
たまに居る女性単独の来場者は
なんとなく居心地が悪そうに見える。


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本来ならたぶん観ることの無い分野の作品。
それでも今日来たのは、世評がそこそこ良かったからで・・・・。

しかし、観終わってしまえば、やはり本作は
単純なアイドル映画。

科白廻しは兎も角、表情や身体表現の面では
まだまだだった。

要は『ももクロ』に比べれば『乃木坂』の方が
アンチの絶対量が圧倒的に少ないことの証左の評価。


主軸となる幾人かの性格の描き分けは良く出来ている。
もっともそれは、原作からしてそうなのだろう。

それ以外のエピソードはスポ根モノとしてはありきたり。
ただ終始放たれるギャグの数々は、なかなか面白かったかも。

中途の特訓の場面では『ジャッキー・チェン』の映画を思い出したりもしたし。


評価は、☆五点満点で☆☆☆★。


薙刀との素材は新しいものの
それを生かす為の脚本があまりにも普遍的過ぎて
新奇さに欠けるのが一番の欠点。

特に対戦場面での迫力無さすぎ。