封切り二日目。
席数246の【シアター1】の入りは七割ほど。
今回の宇宙人は実体を持たず(ここが大事)、
先兵としての人数も過少。
先兵としての人数も過少。
それらを統合した後に侵略を開始するのだが、
物語りの最初から設定の整合性が取れておらず
エピソード間の繋がりもめためたで、
お話としての体を成していない。
物語りの最初から設定の整合性が取れておらず
エピソード間の繋がりもめためたで、
お話としての体を成していない。
要するに脚本が徹底的になっていない。
実体を持たない宇宙人が地球を侵略する、
或いはその為に人類(はおろか、あの攻撃では
他の動植物をも)を滅ぼす理由。
或いはその為に人類(はおろか、あの攻撃では
他の動植物をも)を滅ぼす理由。
宇宙人を掃討しようとする謎の組織の存在、そして
彼等が侵略者の存在を把握した経緯。
彼等が侵略者の存在を把握した経緯。
そういった事が一切説明されることはなく、
自明であるかの様にぽ~んと投げ出される。
自明であるかの様にぽ~んと投げ出される。
そしてそれが、乗っ取った人間の知識では
なぜいけないのかと言うこと。
なぜいけないのかと言うこと。
それ以外にも町内の主に病院を舞台とした出来事、
侵略後の出来事、等々、
矛盾だらけで、ただ行き当たりばったりのエピソードを繋げただけの
納得感の欠片も無いダメダメな造り。
侵略後の出来事、等々、
矛盾だらけで、ただ行き当たりばったりのエピソードを繋げただけの
納得感の欠片も無いダメダメな造り。
映像世界に全然入り込めない。
いや判りますよ言いたかったことやりたかったことは。
でもね、
折角面白いモチーフを捻り出したのだから
他にやり様が有っただろうにと制作者サイドの見識を疑ってしまう。
折角面白いモチーフを捻り出したのだから
他にやり様が有っただろうにと制作者サイドの見識を疑ってしまう。
評価は、☆五点満点で☆☆☆。
本作は舞台の映画化らしいが、
どの程度忠実に映像化したのかは判らない。
どの程度忠実に映像化したのかは判らない。
しかし〔情婦〕〔探偵<スルース>〕他幾つかを除いては
特に直近の日本での成功例に思い当たらない。
特に直近の日本での成功例に思い当たらない。
コミックのそれと比べて成功確率が著しく低いんじゃないか。