封切り二日目。
席数224の【CHANTER-1】は満員の盛況。
お盆只中のためか、はたまたそのテーマのためか、
来場者はかなり高齢に振れている。
来場者はかなり高齢に振れている。
頼れる大人とは落ち合えず、リーダー役の青年までもが脱落してしまったため、
図らずも子供だけの集団を統率することになってしまった
僅か十三歳の少女『ファニー』。
図らずも子供だけの集団を統率することになってしまった
僅か十三歳の少女『ファニー』。
果たして彼女等の逃避行は成立するのか、が
最大のサスペンス。
最大のサスペンス。
で、一連の流れを観ながら、ふと想起したのは
「初めてのお使い」。
「初めてのお使い」。
もっとも、目的地への道のりさえあやふやで
掛っているのは自分や仲間の命なのだから、
実際はそんな生易しいものではないけれど。
掛っているのは自分や仲間の命なのだから、
実際はそんな生易しいものではないけれど。
冒頭例によって
「実際に起きたこと」をベースにしたオハナシであることが提示され、
これにより結末までの大筋は読めてしまう。
「実際に起きたこと」をベースにしたオハナシであることが提示され、
これにより結末までの大筋は読めてしまう。
ただ成功の影には数多の失敗があり、
記録が残せているのは、
本当に稀な運の良いケースなのだろう。
記録が残せているのは、
本当に稀な運の良いケースなのだろう。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
子供の集団が主役との切り口は斬新。
同時期での多人数での亡命劇で且つ映画化は
「トラップファミリー」の例もあるし。
「トラップファミリー」の例もあるし。