RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

SSFF&ASIA2017@iTSCOM STUDIO & HALL 2017年6月17日(土)

標題会場での本日の上映は
〔KIDS Program〕13:30~
〔War and the Power to Live Program〕15:40~
時間は前者が一時間、後者はティーチインを除き一時間半。

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プログラムは前者が
〔THE GIFT〕
〔ダム!~ちびっ子ビーバーの物語~〕
〔ミニ人間の冒険〕
〔インデックス 50〕
〔僕のしっぽ〕
〔老人の教え〕
〔ロックンロール〕
〔クモの巣〕
〔木のカケラ〕
〔宇宙から来たともだち〕

会場内は幼い子供も多く、
最初からそれを想定してだろう
科白が無い作品がほとんど。

画像と音だけで十分に楽しめるセレクション。

しかし、それでもやはり子供はねぇ、
なかなか集中するのが難しいかも。

でも、それを良いコトに
しゃべりっぱなしの大人もおり
その態度は如何なものかと思った。

ちなみに〔ミニ人間の冒険〕は
前回観たプログラムでは
〔The Coup - A Small Cleptomanicx Adventure〕として上映されていた。


後者は
アレッポへの旅〕
〔デッド・ホース〕
〔一日限りの仕事〕
〔もしも〕
〔故郷への道〕
〔おもちゃの国〕

やはりテーマがテーマだけに
ココロにずしんと突き刺さる作品が多く、その中で
〔もしも〕は最近流行の猫がフィーチャーされ
ちょっとした清涼剤。

それ以外は戦争そのものであったり
難民や移民の問題を扱い
中でもナチスによるユダヤ人の迫害扱った
〔おもちゃの国〕は、もっと長尺にも展開できたろうに
枝葉を省いてぎゅっと濃縮し
悲惨さの中にも人間の優しさの欠片を掬い上げ
微かな希望を見せる佳作。

ドキュメンタリーの〔アレッポへの旅〕も
もっと長い作品で深く知りたかったと思わせる。


本日の入りも
やはり何れの回も七割ほど。

もっとも午前の〔Cinema Fighters〕は
もっと混んでたかも、だけど。