例年通り4月と5月の二回開催も、
所要のため前月には行かれず、
今月分も時間のやり繰りが付かず、
終了二日前にようやっと滑り込む。
所要のため前月には行かれず、
今月分も時間のやり繰りが付かず、
終了二日前にようやっと滑り込む。
そしてまた例年であれば
4階が絵画・3階が工芸との階分けであったのが
今回は4階に工芸・3階に絵画と
逆の展示となり、
そのせいだろうか、工芸分が随分とゆったりした間隔で配されている。
4階が絵画・3階が工芸との階分けであったのが
今回は4階に工芸・3階に絵画と
逆の展示となり、
そのせいだろうか、工芸分が随分とゆったりした間隔で配されている。
『川端近左』の〔青貝桜蒔絵大棗 内平目蒔朱金〕も
微細な文様に惚れ惚れする。
微細な文様に惚れ惚れする。
一方の絵画。
毎度のお馴染みさんに加え、あれ、この人達は
今回初めて観るかもとの名前がちらほら。
今回初めて観るかもとの名前がちらほら。
「因幡の白兎」に題を取った『西野陽一』の〔いなば〕は
三日月が輝く夜に白いもふもふした兎が海を渡る。
しかし、兎が騙す相手は鰐。
本当はそうじゃないと判っての確信犯だろうと思うのは、
その方が鱶に比べ、ごつごつとした皮との対比が生きるからではないか。
三日月が輝く夜に白いもふもふした兎が海を渡る。
しかし、兎が騙す相手は鰐。
本当はそうじゃないと判っての確信犯だろうと思うのは、
その方が鱶に比べ、ごつごつとした皮との対比が生きるからではないか。
『森本純』の〔つまみ細工の髪飾り〕も良い感じで、
主体は勿論、タイトルとは異なり、浴衣を着た女性。
その面立ちがココロ惹かれる。
主体は勿論、タイトルとは異なり、浴衣を着た女性。
その面立ちがココロ惹かれる。
会期は~5月28日(日)まで。