封切り二日目。
席数113の【SCREEN8】の入りは七割ほど。
席数113の【SCREEN8】の入りは七割ほど。
傑作とか駄作かとは関係無く、
どうにも記憶に残ってしまう作品が有る。
どうにも記憶に残ってしまう作品が有る。
その後も、幾つかの引っ掛かりの有るエピソードを
何とはなしに反芻していると、
やはり整合性が取れていないコトが確信され、
更にそれが記憶を補強してしまう悪循環。
何とはなしに反芻していると、
やはり整合性が取れていないコトが確信され、
更にそれが記憶を補強してしまう悪循環。
生涯にわたり忘れ難い一本に(いや二本か)になってしまうかも。
で、後篇では、いよいよ「管理局」の企みが顕になるものの、
それがどうにも個人の恣意的な思いに収斂しているので、
組織全体の総意とは、とっても思えない恨みがまずある。
それがどうにも個人の恣意的な思いに収斂しているので、
組織全体の総意とは、とっても思えない恨みがまずある。
要は「咲良田」の街をリセットしてしまいたいわけで、
それを阻止する側=『浅井ケイ』との争いになるわけだが、
させまいと守る側の理屈がたいした理論立てになっていないので
まるっきり感情移入できないのも辛い。
それを阻止する側=『浅井ケイ』との争いになるわけだが、
させまいと守る側の理屈がたいした理論立てになっていないので
まるっきり感情移入できないのも辛い。
そして今回もまた、ご都合主義の辻褄合わせが満載で、特に
どうにも看過できない筋立てが二つ。
どうにも看過できない筋立てが二つ。
うち一つは、物語りの帰趨を決する重要な場面で語られるので、
途端に「え~っつ!!!」となってしまった。
途端に「え~っつ!!!」となってしまった。
能力のコピーは、発動者が媒介として触れていないと機能しない、と
言った舌の根も乾かぬうちに、真逆のカタチで提示されるものだから
もう開いた口が塞がらない。
言った舌の根も乾かぬうちに、真逆のカタチで提示されるものだから
もう開いた口が塞がらない。
正直「ひで~~~」と思ってしまう。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
彼女が出演した直近の数作は、何れもほぼ同じ年代を演じているものの、
人物の演技分けがきちんとできているため、
違ったプロフィールを幾つも観ることができるのも
嬉しい余禄。
人物の演技分けがきちんとできているため、
違ったプロフィールを幾つも観ることができるのも
嬉しい余禄。