RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜絵 展@東海道かわさき宿交流館 2017年4月23日(土)

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幕末~明治初頭の「横浜」を描いた錦絵が
二十点強並んでいる。

「川崎」なのに、なぜわざわざ「横浜」との疑問あるし、
そもそも展示されている作品群は標題館から指呼の距離にある
「砂子の里資料館」からの借り受け品。

なんとなく全体的にずれている気もするけど、
「砂子の里資料館」だと(勿論、好意からだろうけど)
順路を指示されたりするので、勝手気ままに観て廻れる
こちらの方が気安いかも。


作品保護の為、会場内の照明は落とされ、
影になって観難い作品も一部にはある。

それでも熱心な来場者で
館内はそこそこの入りになっている。


珍しいところでは『喜多川歌麿』の〔唐美人〕。
そう言われて観れば、なんとなく面立ちが大陸っぽい気もする。

或いは弁髪の中国人、または黒人の洗濯女(と、ご丁寧に注が付いている)など
珍しい風俗の活写にも驚き
往時の絵師達が、どう言った点に注視していたのかを
想像するのも楽しい。


会期は~4月30日(日)まで。