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クリエイションの未来展 第11回 伊東豊雄展@LIXILギャラリー 2017年4月15日(土)

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標題展のサブタイトルは
「新しいライフスタイルを大三島から考える」。

瀬戸内海に浮かび今治市に属する
小島を舞台に新しいライフスタイルを提案するもの。

移住であったり、新しい産業企画もパネル展示されているけど
アートとは、やや距離があるかも。

【ギャラリー2】で~6月18日(日)まで


純粋なアート作品は【ギャラリー3】での
『下沢敏也』による〔Re-birth 風化から再生へ〕。

タイトル通り風雪に耐え、表面がぼろぼろになりながらも
直立するオブジェの感覚は、これからの再生への期待を孕ませる。



しかし、今回一番見応えがあったのは
やはりアートではない
”南極建築 1957-2016”

日本の南極観測の様子が、実際の衣類の展示
或いは写真、ビデオを等を使い、かなり身近に感じられるよう
工夫した展示になっている。

六十年間の変遷により、
装備や住居、移動手段も随分と近代化されたものだということが
きっちりと理解できる。

しかし、百メートルちょっとの船で
南極までいっちゃうんだよねぇ。

近海を航行するフェーリー程度の大きさですよ。
凄いコトだよね。