RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

一週間フレンズ。@109シネマズ川崎 2017年2月19日(日)

封切り二日目。

席数246の【シアター1】の入りはほぼ満員。

題材か主演俳優によるものか
客層は中・高校の女子連れが圧倒的。


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記憶がリセットされる仕掛けも
来るとこまで来たなと思った。

予告編やフライヤーを見る限りでは
七日間でリセットされてしまう、ってんだから。

じゃあ勉強とかはどうなるんだよ?
それじゃあ進級できないじゃんか、と
観る前までは思っていた。


此処で作者は「解離性健忘症」と言う症例を繰り出す。
要は人間関係の記憶だけがリセットされ、
それ以外は残るのだと。

随分とご都合主義だし
境界の曖昧さが漂うけど、この設定が後々になって効いて来る。

実は七日間が一つのキモで、主題の根幹を成す
重要な要素な訳だ。


そんな厄介な女子高生『藤宮香織(川口春奈)』に好意を持った
『長谷祐樹(山﨑賢人)』が、彼女のトモダチになることで、
この状況を変えようと奮闘する。

『香織』の記憶が戻り、症状は緩和するのか、と
『祐樹』は彼女のトモダチになれるのかの
二つのサスペンスを軸に物語は展開する。

この特異な症状は、勿論、最初からそうだったわけではなく
あるきっかけがあり、それは追々と語られるのだが、
中途、予期せぬ人物の登場もあり、
思わぬ変曲点を迎える辺りから、ストリーは
見る側の期待から大きく離れて行く。


原作とはそこそこ設定が違っているようだけど、
この脚本はかなり良く出来ている。

幾つかの小道具の使い方が抜群に上手く、
特にその内の一つは、エピソードを繋ぐキーアイテムとして十分に機能し、
最初登場した時は何のために?と訝ったけど
終ってみれば、『ビリー・ワイルダー』が
〔ねえ!キスしてよ〕で使った「へそボタン」とタメを張るくらいの素晴らしさ。
思わず感涙ものの最後のシークエンスを存分に機能させる優れモノ。


評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。


白状すると、
今夜くらべてみました」の2月14日(火)放送分を
ぼ~~~っと見ていたら、本編主演の『川口春奈』が
ブルゾンちえみ』の「35億」のマネをして、その時の
あまりにも可愛さに、おぢさんはとすんと
ハートを射抜かれちゃったのよね。

だから、本編の中身があんまりダメダメだったら
ど~しよ~と、やきもきしてたんだけど、
良かった、まともな作品で。